こんにちは。高60回の柏木と申します。3年半ほど福岡での勤務となり、しばらく西部浦高会の活動から離れてしまっておりましたが、2022年10月より再び関東に転勤になりましたので、心機一転、活動に参加したいと考えています。諸先輩方、改めてどうぞ宜しくお願いいたします。
さて、西部浦高会創立20周年記念誌の原稿を募集されているということなので、大変僭越ではありますが、若輩者の私からも一筆、浦高野球部について書かせていただきます。私は、幼い頃(幼稚園)から熱狂的な高校野球ファンであり、浦高在学中に同級生の試合を見に行ったのはもちろんのこと、卒業後も試合に通い詰めて、最近では父兄の方々に顔と名前を覚えていただくまでになってしまいました。(ちなみに、私自身は中学野球で早々に選手としての可能性は諦め、浦高在学中はバレーボール部に所属していました。)
福岡にいる時期も、秋春夏の公式戦は可能な限り球場に足を運んでいました。コロナ禍の大会中止や無観客試合の時期が非常に悔しかったのを今でもよく思い出します。
私が在校中の浦高野球部は、夏の大会はすべて初戦敗退、秋と春の大会もすべて地区大会敗退(通算2勝9敗)と散々であり、その後もなかなか上位に勝ち進めない時代が長らく続いていました。しかし、2017年の夏の大会で強豪上尾高校に奇跡の2-0で勝利を収めたあたりから風向きが変わり、最近の浦高野球部は、夏の大会も何回か勝ち上がったり、春秋の大会も南部地区大会を勝ち抜いて県大会に進出したりするなど、甲子園出場(特に選抜の21世紀枠)が本当に夢物語ではなくなってきています。強豪私学が跋扈する埼玉県ですが、なんとか公立校としての意地、そして尚文昌武を体現してほしいところです。